カヌー・カヤックインストラクター養成講座

はじめに

環境にやさしく自然を満喫できるウォータースポーツがカヌーです。

 年齢に関係無く楽しめるし、排気ガスを浴びることも、浴びせることもありません。

ゆっくりのんびりとツーリングするのもよし、激流を前にアドレナリンが体をかけめぐる快感に

我を忘れるのもまたよしの大変守備範囲の広いウォータースポーツですね。

どこのアウトドアショップでも定番商品といえば登山・ハイキング、キャンプ

そしてカヌーといえるまでにカヌーの位置付けは大きく、

大変短期間に一般的な夏の遊びとして成長してきたといえるでしょう

経験の無い初心者でも買いたいといえばカヌー・カヤックを簡単に手に入れることができます。

まったくの初心者に何の指導も無く販売をするのは当然なのでしょうか???

自然を相手のスポーツだから何の知識もなしに乗りこなすのは難しいものです。

一つ間違えば大自然を相手に命を落とす事だってあるのです。欲しいから手に入れる

のは構いませんが、安全管理や装備などの基礎知識も一緒に手にいれて欲しいものです。

カヌー人口が着々と増加するにつれて、多くのショップがカヌー体験会等を開催していますが

その指導に当たるインストラクターははたして増加しているんでしょうか。

そしてそのインストラクターはいかなる知識と経験でもって指導をしているのでしょうか。

あるショップでは何回かカヤックに乗ったことがあるというだけのお客さんが

インストラクターもしくはインストラクター補助の肩書きでリバーツアーを行っています。

また他のショップでは一般の販売スタッフがベテランインストラクター

(どの程度漕げればベテランなのかはわかりません)と何回か一緒に漕いだだけで

すぐにツアーリーダーとして初心者も含めたグループを引率しており、

いつ死亡事故がおこってもおかしくないような状況がそこかしこに見受けられます。

ベテランインストラクターといっても海と川とでは理解すべき内容も違いますし、

ただ経験があるというだけでは、いざ経験したことの無い状況に陥った場合には

事故への対処の仕方もわからずいたずらに状況を悪くするだけだろうと思います。

第一に、どのような状況下でどれほどの技術を持っていればインストラクター

として初心者を含めたグループを引率していけるのでしょうか。

まったくの初心者であるお客さんがこれもまたまったくの素人といってもいい程度の

一般スタッフに連れられてツアーに出かけるほど無茶なことはないと思うのですが、

そんなことは利益追求にいそがしいショップオーナーにはあんたの知ったこっちゃ無いと

笑われるのが落ちでしょうし、少しでも漕げる経験者はまったくの初心者にとって

非常に優秀なインストラクターの姿に見えたとしても無理からぬことではあります。

経験の無い、知識の無いインストラクターやツアーリーダーについて行くほど

愚かしくまた恐ろしいことはないのですが、いかんせん初心者にはその危険性は測りようもなく、

その引率者の技量を信じるかまたは錯覚するしかないようです。

またはショップオーナーの良心に訴えるしか手は無いのかもしれません。

でも!!!

こんなインチキな新興宗教のような状況ではいけない。

とは思いませんか???

インストラクターのみならずわれわれパドラー自身が正しい情報を得て技術を磨き

安全に楽しくカヌースポーツを広めていけるように、知っておくべき基本的な事柄を

インストラクターはもとよりツアーリーダーやショップオーナーのコモンセンスと成し、

パドルスポーツがますます発展していくことを願ってこの養成講座を開講いたします。

一人でも多くのパドラーが安全に末永くカヌー・カヤックを愛し広めて行ってほしいものです。

筆者はアメリカカヌー協会認定のホワイトウォーターインストラクターであり、

カヌー・カヤックのショップオーナーであり、スクールも行っていますが、

この講座は他のショップやスクールの悪口を言うためのものではありません。

自分のところはしっかりしているけど、よそはデタラメよなんていう気はさらさらないのです。

あまりにも恐ろしいことが平気で行われているのがこわいと思います。

いつ大事故がおこってもおかしくないような状況があまりにも多すぎます。

ちょっとした情報を手に入れる努力をすれば事故に遭わずにすむのです。

努力とはこのながながーーーっとした講座を最後まで読みこなすことです。

途中で疲れたらコーヒーでも飲んでビスケットでもかじってください。

もし、この養成講座のココまでををご覧になっておまえ程度の人間が何を偉そうにと

気分を悪くされる関係者の方々がおられましたら、ここから先は見ないでね。

気分を害してまで私の持っている情報を得る必要はないだろうと考えます。

考え方の違いはどこにでもあると思います。クレームは一切うけつけておりません。