スプレースカート

ではスプレースカートについて説明します。

スプレーって何でしょう??

はい、水しぶきのことですね。

水しぶきスカートってちょっと変ですが、

水しぶきが艇の中に入ってこないようにするためのものです。

人が腰に巻きつけておく物がスプレースカートで

その筒部分がない蓋だけの物がコクピットカバーです。

正確には正しい名称というのがあるのでしょうが、

ここでは説明のために3つのパートに分けて名前を付けます。

1つ目が筒状の胴です。

2つ目が水よけ部分でカバーです。

3つ目がカバーの先に付いている紐でループです。

では順番に説明していくことにしましょう。

胴はホワイトウォーターでの使用の場合とレジャーやシーカヤックでの

使用場合とでは材質が違っていることが多いものです。

ホワイトウォーターでは体の動きが激しいことと、沈したときに

ウエストから水が入ってくるのを防ぐために伸縮の良い

ネオプレーンゴム製でできているものがほとんどです。

選ぶときには程よいフィット感のあるものを選びます。

こぶしが楽に入るようなものはゆるすぎです。

かといって息をするのも苦しく気分が悪くなりそうな物はすわった状態では

最悪ですからウエストに軽くあたるぐらいのものを選びましょう。

たまに胴が短いスカートがありますがカヤックではほとんどのスカートは

胴の上端に当たる部分がお乳の下にくるほど上に付けます。

言い換えれば胴の下の部分が骨盤の上端ぐらいより少し上かな

というところになります。ウエストまでは上がりません。

カヤックにすわったときにあまり下になると水がたまってしまいますから

ある程度上になるように装着します。

C-1 の場合は膝立ちしているのですから腰にかかるほど低く付けます。

もちろん本当に腰の上だと動き難いので幾分低い位置ですね。

次にカバー部分ですが、ホワイトウォーター用ではほとんどがネオプレーンです。

伸縮性がありますのでボートのコクピットより一回り小さいものを選びます。

どこのメーカーもボートとの適応表をだしていますのでサイズを間違わないように

アドバイスを受けながら購入します。

カバーには縁にゴムのコードかゴムのバンドがついています。

しっかりとコクピットに張り付いてほしいものですが

使用初期にはとてつもなくゴムが強いものがあります。

強い水圧を受けても簡単には外れないことが選択条件のひとつではありますが

あまりにも強い場合乗り込む際や休憩時にそのたびに誰かの

助けを必要とするようになるでしょう。

これが意外とくせもので、ちょっと喉が渇いたなぁと思っても

コクピットの中のボトルを取れば誰かの手を煩わせることになり非常に不便です。

初心者のころはあまり水圧の高いところには出かけないかと思います。

休憩やちょっと練習したいなぁと思ったときに億劫にならずに済むように

はめやすい、外しやすい〔外れやすいではない〕スプレーを選んでください。

ではカバーの先に付いている紐〔ループ〕について説明しましょう。

すべてのスプレースカートにはこの紐がついています。

スプレースカートをはめる際には必ずこの紐を外に出すことを忘れないでください。

はずすときに必ずこの紐を使うからです。

はずす場合には少しバウの方へ押すようにしておいてから

引き上げて手前に引くと簡単に外れます。

ちなみにリリースループとかグラブループなどと呼ばれますが

時にパニックループと呼ばれることもあります。

それは沈してあわてて脱艇する場合に

パニック状態でこの紐を引くところからきているかもしれませんね。